

2025年2月3日
むし歯治療は、むし歯の進行状況に応じて治療方法が大きく変わります。
そのため、治療を行う前にむし歯の状況を正確に把握する必要があります。
小さな黒い点のように見えるむし歯や、一見問題がなさそうに見える歯でも、その内部ではむし歯が大きく広がっている可能性があります。
このように目視しただけではわからない部分も、レントゲン撮影なら詳しく調べることができ、適切な治療に役立てることができます。
さらに、目視では見つけることが難しい歯と歯の間や「かぶせもの」の下にあるむし歯もレントゲン撮影なら見つけることができ、早期治療につなげることが可能です。
歯は歯ぐきの中にある骨に支えられていますが、歯周病が進行するとその骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜ける原因になります。
歯周病は自覚症状が少ないため、自分で気づくのは難しいですが、歯科医院での検査を受ければ発見することが可能です。
さらに、レントゲン撮影では、目に見えない歯ぐきの中の状態も確認することができ、歯周病の進行度合いや影響を詳細に把握することで、治療に役立てることができます。
レントゲン撮影をすることで、まだ生えていない永久歯の状態や、歯ぐきの中に隠れている親知らずの有無を確認できます。
特にお子さまの場合、隠れてまだ見えない歯の向きを事前に知ることで、周囲の歯に悪影響を与える可能性を予測し、今後の治療計画に役立てることができます。
歯の治療のために撮影したレントゲンで、患者さん自身が全く自覚していなかった腫瘍などが発見されることがあります。
歯科で治療ができない場合でも、適切な医療機関をご紹介させていただきますので、ご安心ください。
このようにレントゲンは、見た目だけではわからない情報を詳細に伝えてくれます。
レントゲンから得られる情報は、正確な診断と治療に役立ち、治療期間を短縮することも可能です。
ご不安な点やわからないことがあれば、いつでもご相談ください。
これからも安心できる治療を提供してまいります。