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歯のコラム

2026年1月7日

毎日の歯みがきやお口のケアはもちろん大切ですが、実は治療した後の詰め物や被せ物も、その後のセルフケアや定期チェックがとても重要です。

今回は、治療後の修復物(詰め物・被せ物)を長持ちさせるために知っておきたいポイントをご紹介します。

「治療が終わった=安心」ではない理由

歯科治療で詰め物や被せ物が入ると、ほっと一息つきたくなりますよね。

しかし、残念ながらこの時点で歯の心配が完全になくなるわけではありません。

詰め物や被せ物には寿命があり、ある調査では金属の詰め物で平均5.4年、被せ物で平均7.1年、ブリッジで平均8年といわれています。

修復物の寿命を表したグラフ

「どうして一生使えないの?」と思うかもしれません。

その理由は、お口の中が常に変化し続ける“過酷な環境”だからです。

温度差、噛む力、酸性の飲食物、細菌…さまざまな要因が修復物に影響を与え、同じ状態を長く保つのはとても難しいのです。

寿命を縮める原因は日常の中に潜んでいます

詰め物や被せ物の寿命は、個々のお口の状態や生活習慣によって大きく変わります。

2つほど、その例をご紹介します。

  • 歯ぎしり・食いしばり
    無意識のクセでも、修復物には強い力がかかり、割れたり欠けたりする原因になります。

歯ぎしり

食いしばり

  • かみ合わせの変化
    治療直後はぴったり合っていても、年月とともにかみ合わせのバランスが変わり、外れやすくなることがあります。

同じ素材・同じ治療でも、使う人によって寿命が違うのはこのためです。

見逃しやすい「二次むし歯」にも要注意

もうひとつ忘れてはいけないのが、治療した部分に再びできるむし歯「二次むし歯」です。

修復物の劣化により歯との境目にすき間が生まれ、そこに細菌が入り込むことでむし歯が再発します。

二次むし歯のイメージ

しかも二次むし歯は痛みなどの自覚症状が出にくく、レントゲンで初めて見つかることが多いのが特徴です。

二次むし歯が進行すると修復物が合わなくなり、外れてしまう原因にもなります。

だからこそ、定期的なチェックで早期発見することがとても大切です。

長持ちの秘訣は「セルフケア+定期受診」

詰め物や被せ物を長く使うためには、次のことが欠かせません。

  • 毎日の丁寧な歯みがき
  • フロスや歯間ブラシの活用
  • 定期的な歯科受診

歯医者の定期検診を受ける男性

治療を繰り返さないためにも、治療後こそしっかりケアを続けて、お口のトラブルを未然に防ぎましょう。

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