Shimada Dental Office
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診療案内

『治療方針』 〜 美しさと機能性を兼ね備えた長持ちする治療 〜

 しまだ歯科医院では、平成元年に防府の地に開業して以来、患者様のお口の中全体を考えて治療することをモットーにしてきました。一本の歯の異常に潜む複数の問題が咬み合わせ全体にも悪影響を与えるため、それぞれの問題をきちんと治療してこそ、美しい歯と健康が取り戻せると考えています。当院では、総合的な診断をもとに、美しさと機能性を兼ね備えた長持ちする治療を目指しています。その実現のために、多くの先端技術の中から臨床効果の認められている技術を選び取り、安全で確実な治療を実践しています。



【診療時間】

休診日は日曜日、月曜日、祝日です。
初診受付時間は18時00分までとさせていただきます。
学会等により診療日が変更になる場合がございますので、
詳しくは下記の診療カレンダーをご覧ください。
その他、ご不明な点は以下までお気軽にご相談ください。
TEL 0835-25-0118

9:00〜13:00
15:00〜18:30


保険治療

『保険治療を希望される方へ』

 保険治療は我が国の医療の根幹をなすものであり、歯科治療全般(虫歯治療、歯周病治療、根管治療、被せ歯・差し歯、義歯など)にわたって必要最低限の治療が受けられると考えられています。世界中を見渡しても、日本ほど公的医療保険が充実している国は他にありません。
 当院では、保険治療の充実は必要不可欠と考えています。そのため、限られた治療時間と保険制約(治療手順・方法、材料など)の中で可能な限り精密で長持ちのする治療を行うために、超音波切削器具、各種レーザー、拡大鏡などを駆使した効率的な治療(詳細は診療案内)に努めています。
 ただ、保険治療だけではカバーできない数多くの部分があることも事実です。例えば、歯を失った場合のインプラント治療(残った自分の歯に負担をかけない唯一の方法)や失った骨を回復させる再生治療、そして審美治療(自分の歯と同じような美しい仕上がり)や矯正治療など高度な治療技術が十分に活かせる自費治療を応用することで、より高い満足感が得られる場合があります。
 日本の水道水の普及率と安全性は世界のトップレベルですが、多くの人がPETボトルのミネラルウォーターを買い求めています。水道事情の悪い海外の人から見れば無駄遣い・贅沢と映るかも知れません。しかし、生活の質を決める主人公は生活する本人自身であり、健康に対する価値観は人それぞれです。
 当院では、患者様の多様な価値観とご要望に対応できるよう、日々研鑽を重ねています。



歯周病治療

『根管治療を希望される方へ』

[根管治療が必要な状態]

 虫歯が進行し、歯髄腔(歯根内部の神経と血管が入っている場所)まで炎症が波及(C2以降)して歯髄が壊死した場合、変性・細菌感染した歯髄組織を完全に除去・清掃し、歯髄腔を緊密に封鎖する処置(根管治療)が必要となります。変性・壊死した歯髄組織からは炎症を引き起こす物質が発生するため、放置することは厳禁です。
 歯髄が炎症を起こすと冷水や温水に対して痛みを感じはじめ、重症化(C3)すると何もしなくても痛むようになります。鎮痛剤の服用で痛みの峠を越えると次第に痛みは消失し、自然に治癒したかのような錯覚を起こします。ところが、その時の歯の周りでは、根尖孔から漏れ出した歯髄変性物質や細菌感染が骨内に拡散し、骨が溶けてできた空洞が徐々に膨らんでいます(C4)。空洞の中には膿が溜まり、大きな場合にはニキビのような「おでき」として自覚することもあります。また、以前に受けた根管治療が不十分な場合、数年後に同じような状況になることがあるため注意が必要です。
 *実際の臨床においては、C3の初期段階までであれば歯髄を温存できる可能性があるため、正確な診断が重要となります。



他医院による不備な根管治療後の経過不良症例

[根管治療の重要性と問題点]

 根管治療は歯に装着した金属冠やセラミック冠を支える基礎工事のようなものです。治療の不備が原因で膿が溜まると、再治療のために冠をやり替える必要があり、時には抜歯となる場合もあります。根管治療の問題点として、
 (1) 根管治療の不備の全てが症状の原因とはならないこと。
 (2) 症状として現われるまでの数年間は無症状に経過する場合が多いこと。
 (3) 歯根の内部構造が複雑過ぎて、歯髄腔内を完全に清掃できない場合があること。
 (4) 細かく複雑な歯髄腔内を完全に清掃するためには多くの時間がかかること。
 (5) 複雑な根管治療には特殊な器具と治療技術が必要なこと。
 (6) 日本の根管保険治療費は米国の1/5〜1/10に低く抑えられていること。
 日本の保険治療費の中でも特に根管治療費は長年にわたって低く抑えられ、不採算部門のトップであると言っても過言ではありません。患者様にお伝えしたいポイントは、根管治療が必要な状態になるまで虫歯を放置しないのは勿論ですが、特殊な器具と治療技術を備え、何より目に見えない基礎工事でも熱意を持って行う歯科医院を受診することです。





[外科的歯内療法(歯根端切除術)]

 歯根の先端に膿が溜まって根管治療が必要な症例でも、何らかの原因(歯根の内部構造が複雑過ぎて十分な清掃が期待できない場合、審美的に全く問題のない被せ冠が装着されている場合、既に根管内に長い土台が入っていて除去が困難な場合など)で根管治療が出来ない場合の最終手段が外科的歯内療法です。
 具体的には、先ず外側の骨をくり抜いて膿の袋を取り出します。その後、感染源となっている根尖を切除し、根管に小さな穴をあけてセメントで封鎖を行います。最近では、外科的歯内療法に特化した器具と術式が開発され、成功率が格段に向上しています。
*外科的歯内療法における合併症(クリックで詳細を表示)




歯周病治療

歯周病が全身に及ぼす影響『歯周病治療を希望される方へ』

 歯周病は日本人が歯を失う最大の原因で、40代で8割の人が歯周病に罹っていると言われています。しかし、歯周病(特に初期〜中期)は痛みなどの自覚症状がないことも多く、歯科医院を受診した時には深刻な状態にまで病状が進行していることも珍しくありません。また近年では、歯周病の原因細菌と全身疾患(糖尿病、動脈硬化・心臓疾患、脳梗塞、誤嚥性肺炎、早産・低体重児出産など)との密接な関係が解明されてきています。
 歯周病とは歯に付着した細菌の塊(歯垢)によって引き起こされる感染症ですが、抗生物質が効きにくい特殊性があります。そのため、一度歯周病に罹患した場合には、患者様ご自身によるケア(丁寧な歯磨き)とともに病状に応じた専門的な治療が必要になります。
 当院では、数百種類にも及ぶ歯周病細菌の中で、最も重症化に関与する3菌種(Pg菌、Tf菌、Td菌)の感染状況をDNA解析により同定する検査法を導入しています。敵(細菌)を知ることで、より効果的な対策(治療法、使用薬剤、メインテナンス法など)を実行できるものと考えています。
 *歯周病治療を成功に導くためには禁煙が重要なポイントとなります。免疫力の低下、歯肉毛細血管の循環不全、コラーゲン繊維の生成不全、ビタミンCの破壊など喫煙による歯周病への悪影響が次々と解明されています。歯科医師でありながら喫煙する人が少なくない日本の医療現場とは異なり、欧米の歯周病学会では「禁煙指導を伴わない歯周病治療は無駄である」という考え方が一般的です。生活習慣病に指定されている歯周病を治療するためには、生活習慣を含めた総合的な対応が不可欠と考えられます。
*歯周病細菌DNA検査は自由診療となります。費用は料金表に記載。


歯周病細菌DNA検査(リアルタイムPCR法)



再生治療

『再生治療を希望される方へ』

近年の再生治療の進歩は目覚ましく、これまで不可能であった失われた歯周組織(骨、歯肉)を再生・誘導することが可能となっています。
具体的には
(1)歯周病により失われた歯の周囲の骨再生
(2)抜歯後に生じた顎骨陥凹部の骨再生
(3)インプラント手術のための上顎洞(副鼻腔)内への骨誘導
(4)歯肉の再生(移植治療との併用を含む)
の4つの再生治療があります。
再生治療で大切なことは、骨や歯肉が失われた原因と現在の病状を正確に診断し、個々の患者様に応じた治療法を選択することです。
*再生治療における合併症(クリックで詳細表示)

*再生治療は自由診療となります。費用は料金表に記載。



インプラント治療

『インプラント治療を希望される方へ』

 歯を失うと食事や会話をするための機能回復が必要となります。これまでは、両隣の歯を削ってブリッジという連結冠を被せる方法か、取り外し式の入れ歯を選択しなければなりませんでした。しかし、ブリッジの場合は歯を削るうえに失った歯にかかる力を両隣の歯で支えなければならず、数年後には支える歯がダメになることが大きな問題点として指摘されてきました。一方の入れ歯の場合は、見た目が悪い、天然の歯と同じように咬めない、異物感がある、バネをかけた歯がグラつくなど、問題も少なくありませんでした。
 インプラントは、生体親和性が極めて高いチタン製の人工歯根を顎骨に埋め込み、その上に被せ歯を装着する治療法です。外科手術が必要ですが、自分の歯と同じような機能が回復出来るだけでなく、隣の歯に一切負担をかけないため、残された患者様の歯を守ることができる画期的な治療法です。

検査・診断
 インプラントを埋め込む顎の骨の量や質、形を検査し、患者様の現状を正確に診断します。
 当院でCT撮影を行った後、コンピューターでシミュレーションします。

1次手術
 骨を削ってインプラントを埋め込みます。顎骨が大きく不足している場合には、1次手術の前段階として
 骨再生手術を行う場合もあります。

2次手術
 インプラントと骨が結合する期間が経過した後、粘膜を開いてインプラントの頭出しをする2次手術を行います。
 ※1回法の場合には不要です。

最終的な歯の装着
 先ず仮歯を装着してインプラントに咬む力を伝えるとともに、形態や装着感などを確認します。
 仮歯の期間に集めたデータをもとに最終的な被せ歯を製作し、インプラントに装着します。

メインテナンス
 ご自身でのケアに加え、当院で定期的なメインテナンスを行って頂くことにより、インプラントを長く
 良好な状態に保っていきます。


KYOCERA  京セラメディカル公認インストラクター

 しまだ歯科医院は、安心で安全なインプラント治療を提供するための治療技術と治療実績、診療設備そして指導者としての能力と人間性が高く評価され、インプラントインストラクターとして公認されています。
 
 公益社団法人日本口腔インプラント学会専門医

 しまだ歯科医院は、専門的なインプラント治療を提供するための厳しい学会診査に合格したインプラント治療専門医として認定されています。また、専門医臨床技術向上講習会に積極的に参加し、最新の情報と治療技術の習得に日々努めています。
*インプラント手術における合併症(クリックで詳細表示)

*インプラント治療は自由診療となります。費用は料金表に記載。

抜歯した同日にインプラントを埋入した症例

インプラントの埋入と同時に骨造成をした症例

歯周病の治療の後にインプラントを埋入した症例

インプラントの咬合の回復で義歯から解放された症例

歯周病形成外科・矯正・咬み合わせ治療にインプラントを併用し総合的に審美・機能性を回復した症例

他院で問題が生じたインプラント周囲へ骨再生を成功させた症例



審美歯科

『審美歯科治療を希望される方へ』

 審美歯科の分野では口腔内を機能的に整えるだけではなく、見た目の美しさや、バランスも整えます。
 患者様のお口の状態や求める美しさのゴールによっては、審美的なセラミックの冠をかぶせたり、セラミックのシェル(薄片)を歯の表面に接着する(ラミネートベニア)だけでなく、矯正治療や、ホワイトニング、再生治療なども併用いたします。
 審美治療した歯を健康で長持ちさせるために、前段階の処置として、虫歯や根管治療(神経の治療)、歯周病の治療、噛み合わせの治療など基本的な治療が必要になる場合があります。
 ただし、当院ではできるだけ低侵襲な治療(神経を残す、歯を移動させて削る量を減らすなど)を心がけています。
*審美歯科治療は自由診療となります。費用は料金表に記載。


審美歯科治療(セラミック冠修復&ダイレクトボンディング)

審美歯科治療(前歯部症例および臼歯部症例)



矯正治療

『矯正治療を希望される方へ』

 矯正治療では、歯並びを治します。その目的には、
 @審美的な状態を改善すること(見た目を良くすること)
 A機能を改善すること(虫歯や歯周病、顎関節症の予防、改善)
の2つがあります。
 当院では、ただ単に歯並びを改善するだけではなく、機能の改善を重視しています。これまで一般的に行われてきた抜歯矯正(便宜的に小臼歯を抜歯することで得られるスペースを利用した簡便的矯正法)では、必然的に歯列のアーチ径が小さくなります。その結果、歯列が奥へ引っ込んだ状態で矯正治療が終了し、舌は喉の方へ押し下げられ、気道(気管)は狭められることが解明されています。これらのことは、特に成長盛りのお子様の全身の健康を損なう危険性があるため、当院では非抜歯矯正にこだわっています。*歯列アーチ径に影響せず、後々に歯並びを乱す恐れのある智歯(親知らず)は原則的に抜歯します。
 機能を改善すると、顎の位置がその人本来の正常位置に戻り、歪みのない左右対称の美しい顔となります。矯正治療をされた皆様が美しく変貌されることは、医療人としてこの上ない喜びです。
 矯正装置の見かけが気になる方は舌側矯正(歯の裏側に矯正装置を付ける方法)も行っております。
 また、永久歯が萌えそろう前の小児の方で、顎が小さくて歯がきれいに並びそうもない、反対咬合である、下顎がずれている・・・など機能的な問題のある方には、≪咬合育成≫も行っております。どうぞ、お気軽にご相談ください。
*矯正治療における合併症(クリックで詳細表示)

*矯正治療は自由診療です。費用は料金表に記載。



咬合治療

『噛み合わせ治療(咬合療法)を希望される方へ』

 日々使用する歯は少しずつ擦り減りながら形を変えるため、使い古した包丁のように、知らず知らずのうちに強く力を入れないと噛み切ることが出来なくなります。また、頬杖やうつ伏せ寝などの持続的に歯や顎に力を及ぼす生活習慣は、歯の位置や傾きを変化(歯列不正)させます。その結果、顎の位置がズレたり、顎関節痛や顎関節雑音を引き起こす場合があります(顎関節症)。また、顎は身体の上部にあるバランサーの役目を果たしているため、顎の位置のズレは身体全体の歪みへと波及し、頭痛、首痛、肩こり、腰痛などの様々な不定愁訴を引き起こす場合があります(顎口腔機能障害)。
 当院では、顎口腔機能障害でお悩みの患者様に対して、スプリントなどを応用した噛み合わせ治療(咬合療法)を行うことで異常な筋肉の緊張感を取り除き、リラクゼーションと症状の軽減と緩和を図っています。

ナノヘキサグラフ(下顎運動解析システム)


オクルーザー(咬合力測定システム)


歯周病形成外科・矯正・咬み合わせ治療にインプラントを併用し総合的に審美・機能性を回復した症例



歯の移植

『歯牙移植を希望される方へ』

 歯牙移植の歴史を遡ると、1970年頃から1990年にかけて多数の論文が発表されており、歯根未完成歯(幼若永久歯)を移植した場合に限っては概ね良好な治療結果が得られていました。しかし、成人の歯根完成歯の移植では治療結果に大きなバラツキがあり、成功率の向上が大きな課題となっていました。
 現代では、術式と治療機器の発展(歯科用CT、ピエゾ= 超音波骨切削機器、自己血由来成長因子の応用、移植前の挺出など)に伴い、歯根完成歯の自家歯牙移植についても90%以上の高い成功率を示す報告が数多くなされています。抜歯が必要になった時、移植可能な歯(通常は無傷の智歯=親不らずを選択します)が存在し、その歯の大きさ・長さなどが抜歯される歯と近似している場合には、ブリッジ治療やインプラント治療の他に第三の治療法として検討されるようになってきています。また、条件が整えば保険適用となる場合がありますのでご相談ください。
 当院では、術前のCT検査で抜歯する歯と移植する歯の状況を正確に診断した上で、ピエゾを用いた低侵襲な抜歯と移植床の調整を行うことで良好な治療成績を実現しています。
*歯牙移植の合併症(クリックで詳細表示)

*歯牙移植は一部を除き、自由診療となります。費用は料金表に記載。




顎骨整形外科

『顎骨整形外科を希望される方へ』

 歯ぎしりや強い食いしばりなどが原因で顎骨に対して慢性的に強い力が加わった結果、顎骨の外側にコブ状の骨隆起ができる場合があります。この現象は、骨を添加することによって力から体を守ろうとする生体反応ですが、骨隆起が大きくなり過ぎると様々な問題点(話しにくい、歯磨きがしにくい、義歯の製作が難しいなど)が発生します。
 骨隆起の存在が支障となる場合には外科的に切除・整形することが一般的ですが、回転式の骨切削ドリルや骨ノミを使う従来の方法では、周囲の重要な血管や神経を傷つける危険性や多量の出血が大きな問題点となっていました。
 2011年、粘膜や神経などの軟組織を損傷することなく骨などの硬組織を選択的に削ることが可能な歯科専用の超音波骨切削機器(ピエゾ)が厚労省の認可を受けました。当院では、発売開始同時にピエゾを導入し、骨整形治療を始めとする口腔外科領域において安全・確実で低侵襲な手術を行っています。また、超音波骨切削機器の正しい使用法に関する研修会の講師として、全国の歯科医師向けの啓蒙活動も行っています。
*顎骨整形外科における合併症(クリックで詳細表示





精密歯科治療

『精密歯科治療を希望される方へ』

 歯科における精密治療とは、(1)マイクロスコープ(歯科用顕微鏡や拡大鏡)で確認しながら、肉眼では見ることの出来ない細かな部分を確実に処置することに加え、(2)寸法精度の高い印象材(歯型をとる材料)、加工機器などを用いて精密な技工物(冠や義歯)を製作することです。
 視力が良ければ精密な処置が行えるということではなく、拡大視野(5倍〜20倍)が必須条件となりますが、日本国内の歯科医院におけるマイクロスコープは、まだまだ普及が進んでいるとは言えない状況です。
 歯科治療は常に外界に晒された口腔内が主戦場であるため、「目に見えない常在細菌との戦いである」と言っても過言ではありません。これまでの歯科治療で治癒しなかった症例や短期間で再発した症例の中には、肉眼では見えなかった部分に真の原因があった可能性も考えられます。
 当医院では、再生治療のような高度な処置が求められる分野にとどまらず、根管治療や歯周病治療、そして支台歯形成(被せ冠を装着するために歯を削ること)に至るまで拡大視野下で精度の高い治療を行うことで成功率が向上しています。また、状況に応じて寸法精度の高いシリコン印象材を用いることで、支台になる歯と被せ冠がピッタリと適合し、歯周病や虫歯の再発率が格段に減少しています。



マイクロスコープによる拡大視野の見え方体験
マイクロスコープによる拡大視野の見え方体験


マイクロスコープ・拡大鏡による精密治療

マイクロスコープ&超音波機器を用いた根管治療(根管内破折器具の除去による抜歯の回避)

拡大視野下の歯肉圧排、寸法精度の高いシリコン印象材&石膏模型



特殊義歯・精密義歯

『特殊義歯・精密義歯を希望される方へ』

 インプラントが開発される以前、多数の歯を失った時の治療法は義歯でした。もちろん、治療法が発達した現代においても全ての人にインプラントが応用できる訳ではなく、義歯は今でも有効な治療法として一般的に行われています。
 しかし、残っている歯や顎骨・歯肉の状態によっては、義歯の使用による歯肉の痛みや異物感、あるいは話しにくい、食べかすが義歯の下に入りこむなどの不具合に苦労されている方も沢山いらっしゃいます。それらの根本原因は、義歯が動いて安定しないことにあります。毎日のようにTVコマーシャルで目にする「義歯安定剤」の日本国内の売り上げが年間 120億円(年齢を問わず毎日使用する練歯磨き剤の売り上げは650億円)に上ることを考えれば、不安定な義歯に悩む人の多さが想像できると思います。
 極小磁石やインプラントを部分的に応用することで義歯は驚くほど安定します。また、比較的少ない予算で治療できることも大きな魅力の一つです。更に、当院においてはオーダーメイド化の一環として、患者様それぞれの顎と関節の位置を調節性咬合器(義歯の製作の際に使用する装置)に正確に移行するシステムを採用し、契約技工所との綿密な連携のもと、咬合器の調節目盛りを患者様ごとに設定しています。
*精密義歯・特殊義歯は自由診療となります。費用は料金表に記載。


上顎に磁石を応用した特殊義歯(金属人工歯、金属床), 下顎インプラント

インプラントに極小アタッチメントを応用して緩んだ義歯を安定させた症例

患者様それぞれの顎と関節の位置を咬合器に移行するオーダーメイドシステム



予防歯科治療とメインテナンス

『予防歯科治療を希望される方へ』

 虫歯と歯周病はどちらも感染症です。つまり、結核などの病気と同じように、ある種の細菌が原因で起こることは解明されていますが、抗生物質の服用だけで完治させることは困難です。それは外界と交通した特殊な環境に歯が生えていることと関係があります。細菌は歯の周囲の隙間(歯周ポケット)などに「バイオフィルム」と呼ばれるヌメリの状態(台所の流し台や浴室にできるヌメリと同じ性質)で存在しています。バイオフィルムは、細菌が自ら作ったバリアのような存在で、抗生物質が浸透しにくい構造となっています。また、歯周病の増悪に関しては糖尿病や喫煙などの全身的因子が大きく関係しています。
 バイオフィルムを効果的に除去する方法は機械的な刷掃、つまり歯磨きです。一般の人に比べて歯科医師や歯科衛生士が虫歯や歯周病で悩むことが少ない理由は、その原因(バイオフィルム、喫煙など)と対策(適切な歯磨き)を知り、日々実践しているからです。
 予防歯科ではセルフケア(適切な歯磨き、食生活・禁煙などの健康管理)できる知識と実践法を理解して頂くとともに、定期的なプロケア(患者様ご自身では清掃が難しい場所のバイオフィルムの除去)によりお口の健康を維持していくこと目的としています。

予防カリキュラム
 1、検査
  レントゲン検査(骨の状態、吸収の程度、虫歯の有無などの確認)
  歯肉の検査(歯周ポケットの深さと出血の有無、歯の動揺度の確認)
  歯磨き、食生活、生活習慣、喫煙のチェック
  唾液検査(虫歯菌、歯周病菌の特定、唾液酸性度など)・・・必要に応じて

 2、歯面、歯根面清掃
  スケーリング(歯石除去)、ルートプレーニング(歯根面滑沢化)
  PMTC(歯の表面を専門的な機械で磨き、着色を除去し、歯垢の再付着を予防する)

 3、定期的メインテナンス

『メインテナンスを希望される方へ』

 歯科治療が終了した後も定期的に通院して頂くことが重要です。主な理由として、治療後も継続する顎位(咬み合わせ)の変化=不均一な変化とバイオフィルムの形成がありますが、これらは程度の差こそあれ、全ての人に起こる現象です。毎日乗っている自動車のタイヤが不均一に擦り減るように、ある特定の部分の歯が擦り減ったり、咬み合わせが高くなったり逆に低くなったりします。また、一度クリーニングされた歯面には必ずバイオフィルムが形成されます。さらに、初期症状を自覚しないまま進行することが、健康を維持するうえで大きな問題となっています。
 メインテナンスにおいては咬み合わせの微妙な変化から原因を究明し、場合によっては微調整や早期治療を行います。特に複数の歯に被せ物を入れた場合や噛み締める癖を指摘された場合などは定期的なメインテナンスは欠かせません。電化製品などに耐用年数があるのと同様に、治療を行った歯にも時間の経過とともに何らかの不具合が生じてきます。また、生活習慣病(糖尿病、高脂血症など)として認定された歯周病に関しては、一度発症した人は生涯にわたる管理が必要となります。バイオフィルムは数日で形成され、3〜4ヵ月(個人の口腔内環境で異なる)で成熟し高病原化することは、メインテナンスを考えるうえで参考となります。
 当院では、患者様の状態(口腔内および全身)に応じた間隔で定期的なメインテナンスを受けて頂き、お口と全身の健康をサポートしていきたいと考えております。



レーザー治療

『レーザー治療を希望される方へ』

 レーザー治療とは、ある単一な波長(単色性、直進性、エネルギー集約性)からなるレーザー光線を照射することによって治療効果を出す方法です。歯科医院で使用されるレーザーには幾つかの種類があり、機器によってレーザーの特性が異なるため、治療できる範囲が異なります。当院では、現在世界各国で流通しているレーザー機器の中で長期的に治療効果が証明されている(1)半導体レーザー、(2)炭酸ガスレーザー、(3)Er:YAG(エルビウム:ヤグ)レーザーの3機種を導入しています。

(1) 半導体レーザーの特徴: 接触型のレーザーで、メスと同じ感覚で粘膜に接触させて切開や組織の蒸散に用います。止血しながら切開できる点は従来の電気メスと同じですが、組織へのダメージが少ないのが大きな特徴です。また、半導体レーザーの単色性を利用した方法として、赤色レーザーと光感受性剤を併用した光殺菌治療があります。
(2) 炭酸ガスレーザーの特徴:非接触型のレーザーで、粘膜の切開や止血効果に優れている。また、遠赤外線と同様の効果があり、炎症を抑え、組織の活性化と治癒の促進効果が認められています。
(3) Er:YAGレーザーの特徴:非接触および接触型のレーザーで軟組織に加えて硬組織にも応用できます。発熱を抑えるため冷却水の使用が原則です。様々な形状のチップと出力を使い分けることで、粘膜の切開からメラニン色素・虫歯・歯石・骨などの蒸散が行えます。さらに、組織の蒸散(微小爆発)と同時にレーザー照射部位に殺菌効果が期待できるため、再生治療には欠かせない機器となっています。微小爆発を的確に作用させるためには5倍以上の拡大視野が必須条件です。

Er:YAGレーザーの使い分け

Er:YAGレーザーを用いた歯石除去と即時根面殺菌(マイクロスコープ使用)



光殺菌治療

『光殺菌治療を希望される方へ』

 感染部分に光感受性物質を注入し、光を照射することで殺菌する画期的な治療法です。特定の波長で化学反応を起こす色素で細菌を染色した後、光照射で活性酸素を局所に発生させて殺菌することが原理ですが、元々は肺、胃、子宮などの早期癌に対して治療を行う光線力学療法( PDT : Photo-Dynamic Therapy )として医科の分野でスタートしました。
 歯科の分野では数年前から欧米を中心に、抗生物質が使えない人に対して、体に優しい安全な治療法として光殺菌治療が急速に普及しています。
 当院では、2009年にカナダのOndine Biophama社で開発されたPerio-Wave System(非熱赤色半導体レーザーと光感受性物質メチレンブルーを用いた殺菌システム)をいち早く導入し、歯周病治療やインプラント治療において臨床応用してきました。また、2013年からはFotoSan-Blue System(青色LED光と光感受性物質リボフラビン=ビタミンB2を用いた殺菌システム)を新たに導入し、審美領域を含む幅広い症例で無痛的光殺菌治療を行い、患者様にその効果を実感して頂いています。
 光殺菌治療の特徴
  (1)耐性菌(抗生物質が効かない細菌)をつくらない(抗生物質と違い光殺菌では耐性の獲得は起こりません)
  (2)耐性菌にも効く(光感受性物質はあらゆる細菌に浸透して効果を発揮します)
  (3)痛み、副作用がない(ジェルを塗布しLEDを照射するだけの簡単治療です)
*FotoSan-Blue Systemは2014年にノーベル物理学賞を受賞された3名の日本人科学者(赤崎博士、中村博士、天野博士)が発見された青色LEDの臨床応用の一例です。
*光殺菌治療の合併症

*光殺菌治療は自由診療となります。費用は料金表に記載。



ホワイトニング治療

『ホワイトニング治療』

 ホワイトニングとは、加齢や外因的な要因で変色した歯を、白くすることをいいます。
 歯を削ることなく処置できることが最大の利点です。
 変色の原因により、処置方法が異なります。
 着色の原因や歯の状態によっては、効果が得にくい場合や適用できない場合があります。

(1) 生活歯(生きている歯)のホームホワイトニング
歯科医の指導を受けながら、当医院で作った患者様専用のトレーを用いて患者様自身が自宅で行う漂白法です。
(2) 失活歯(死んでいる歯)のホワイトニング 神経を取った歯が変色した場合の処置法です。
当医院にて、歯の内部にお薬を入れることにより漂白をいたします。

 なお、他院でよく宣伝されているオフィスホワイトニング(歯科医院で薬剤と光を用いて急激に白くする方法)は歯質と歯肉に対するダメージが強く、また、後戻りも早いため当院では行っておりません。
*ホワイトニング治療の合併症

*ホワイトニング治療は自由診療となります。費用は料金表に記載。




歯肉のエステ

『歯肉のエステを希望される方へ』

 幾つかの原因で歯肉の黒ずみ(メラニン色素の沈着)が目立つ方がいらっしゃいます。体質的にメラニン色素が多い方の他に、喫煙習慣のある方(本人は吸わなくても周囲に喫煙者がいる場合の受動喫煙を含む)に多く見受けられます。近年問題となっているのが、親の喫煙による子供の歯肉の黒ずみです。
 治療法としては特殊な薬液を使用する方法(無麻酔下治療)とレーザーを使用する方法(局所麻酔下治療)がありますが、色素の沈着が広範囲に及ぶ場合には治療時間が短い薬液法が一般的に行われています。また、歯科治療で使用した金属がイオン化して歯肉内に沈着している場合は、外科的(メス、レーザーなど)に除去する必要があります。
 審美歯科治療で歯を綺麗にされた方は、歯肉をその人本来のピンク色に戻すことにより笑顔の印象が驚くほど変化します。
*治療後にも喫煙習慣が続く場合には、喫煙の程度により数年後に後戻りする可能性があります。
*歯肉のエステ治療の合併症

*歯肉のエステ治療は自由診療となります。費用は料金表に記載。




CT検査

『CT検査を希望される方へ』

 従来の歯科治療ではエックス線写真による2次元的(平面的)な診断を頼りに治療を行っていたため、診断結果と手術時の状況が異なることは珍しいことではありませんでした。また、医科に依頼して撮影されたCT画像は医科で対象となる臓器の大きさを基準としていたため、歯科で求められる精密な診断には不向きでした。
 歯科用CTの登場により、3次元の立体画像による精密で高度な診断が可能となり、併せてコンピューター上で手術のシミュレーションとして活用できるようになりました。また、医科用CTに比べて撮影時の放射線量が格段に抑えられていることも大きな利点です。
 当院では、国内販売開始後いち早くCTを導入し、インプラント治療はもとより、歯周病治療、根管治療、親知らずの抜歯などの検査に幅広く使用しています。そして、CT画像は従来のエックス線写真の読影以上に診断のためのトレーニングが必要となるため、CTに関する書籍を共同で執筆するとともに、全国の歯科医師を対象とした研修会を通じてCTの啓蒙活動に取り組んでいます。
*通常のエックス線写真で診断が困難な病名の場合には、CT撮影が保険適用となる場合もありますのでご相談下さい。
*CT検査は一部を除いて自由診療となります。費用は料金表に記載。




CTを用いた3次元的診断とコンピューターシミュレーションの一例

歯科領域におけるCTの正しい使い方を解説した書籍(日本語版)

CTを用いた3次元的診断の重要性をテーマにした講演 2010.横浜



減菌システム

『減菌システムについて』

 滅菌器は3種類のクラス(N、S、B)に分類されます。(1)クラスN(Naked Cycle)は滅菌用包装がされていない裸の器具が対象で、滅菌処理後に直ちに使用することが原則となります。袋詰めされた器具や複雑な中空構造をもった器具の完全滅菌には向きませんが、現在でも歯科医院における滅菌器の主流となっています(2)クラスS(Specific Cycle)はメーカーが指定した特定器具(タービンハンドピースなど)を完全滅菌するために開発された滅菌器です。(3)クラスB(Big Autocrave Cycle)は大型滅菌器の規格に準拠したもので、今後は歯科領域においてもクラスBが世界標準になると考えられています。徹底的な空気除去による真空状態で滅菌処理を行うため、器具の形状(中空構造体や多孔性構造など)、器材の種類、滅菌包装の有無を問わない最高レベルの滅菌システムで、一般歯科器具をはじめタービンハンドピースや衣類にいたるまで様々な器材の完全滅菌が可能です。
 当院では、器材の種類や用途に応じてクラスN滅菌器とクラスB滅菌器を適宜使い分け、安全で安心な歯科治療を提供するべく日々努力しています。



減菌システム





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